簿記・仕訳

勘定科目ってなに?借方貸方のおススメの覚え方を紹介します

経理をしていると、普段あまり耳にしない用語を使います。

この記事では、経理の基礎の基礎とも言える勘定科目について解説していきます。

普段はあまり聞きなれませんが、経理で使う用語を知っていると税金や利益に対してより深く理解ができるようになります。

初めての人はもちろん、仕訳を入力している方も改めて整理してみましょう!

この記事はこんな方向け

・経理に配属されたけど、何から勉強すればいいか分からないという方

・事業主や副業をやっている方で、経理の考え方を理解したいと思っている方

・勘定科目や仕訳の基本など知りたい方

勘定科目(かんじょうかもく)

まず、勘定科目について。

勘定科目という言葉は、用語集ではこの様に説明されています。

勘定科目とは、仕訳や財務諸表などに用いる表示金額の名目をあらわす科目のこと。

言葉遣いが難しいですね…。平たく言うとどういう意味なのでしょうか。

経理では、自分が事業をやっていると想像すると分かりやすいです。

例えば、あなたが何かしらの事業を行っていたとしましょう。

事業を行っている上では何かしらのお金のやりとりを行います。

このやりとりを記録する事を仕訳と言います。

そして日々集まった仕訳を集計して、事業年度毎にまとめたものが財務諸表決算書と言われるものになります。(財務諸表と決算書は正確には使い分けられますが、仕訳をまとめたものという意味では同じものと思ってOK)

まとめたものを理解しやすいものは、きちんと分類・整理されたものですよね。

後から見た時に、日々どんなやりとりをしたのか分かりやすくするための分類のことを勘定科目と呼んでいます。

実際には「勘定」「科目」と分けて言ったりします。

勘定科目には5種類に分類する事ができる!

さらに、勘定科目は以下の5種類に分類されています。

資産

負債

資本

収益

費用

どんな勘定科目を使ってもこの5種類のどれかに分類されてしまいます。

それぞれの役割を覚えておくと仕訳を入力する時に役に立つので、まずは名前だけでも覚えておくといいです。

仕訳はすべてこの5つの要素の組み合わせで成り立っています。

さらに細分化したものが科目

資産・負債・資産・収益・費用をさらに細分化したものが科目と呼ばれるものになります。

科目の数自体はかなりの種類がありますが、大切なのは科目が資産・負債・資産・収益・費用のどのグループに属しているかが何となくでもいいので分かる事が大切です。

それぞれの科目がどの勘定科目かを覚えておくと仕訳を入力するときや、仕組みを理解する時に「この科目は資産科目だから○○」など考える糸口となります。

貸方と借方(かりかた・かしかた)

借方・貸方(かりかた・かしかた)は仕訳の左右の呼び方です。

この言葉自体の意味は知らなくても大丈夫ですが、どちらが借方貸方なのかは知っておく必要があります。

ややこしくて覚えずらいですが、簡単に覚える方法があります。

借方と貸方、どちらかが分からなくなる時はひらがなでイメージすると一発で覚えられます!

ちなみに、漢字でも同じように覚える方法があります。

右側の借方は「借」の一画目が右側にはらって書く。

左側の貸方は「貸」の「代」の四画目が左側にはらって書く。

借方・貸方は頻繁に使う言葉なので、右側が借方・左側が貸方である事は必ず覚えておかなければなりません。

勘定科目にはポジションがある

最後に、勘定科目(資産・負債・資本・収益・費用)にはポジションがある事を知っておきましょう!

実際に簿記の勉強や仕訳を入力していくのが一番覚えやすいのですが、仕訳で借方・貸方どちらにきた時に増えるのかを知っておくと、自分で仕訳を考えられる様になります。

例えば、預金から現金を引き出した時を考えてみましょう。

現金を引き出した時は”現金”という資産が増えるので左側の借方に仕訳を記入します。

逆に減る時は、正反対になります。

反対に預金からはお金がなくなって”預金”という資産が減るので左側の貸方に仕訳を記入します。

まずは、増える時だけどちらにくるかを覚えておけばとりあえずでも仕訳を考える事はできます。

ちなみに、なぜ右なのか左なのかは考える必要はありません。

ルールみたいなものなので、割り切って覚えるようにしましょう。

まとめ:仕訳をマスターする為に。

これだけ覚えれば仕訳の基本はマスターできるかと思います。

経理をしている限り必要となる知識なので覚えておくと役に立ちます。

仕訳の基本まとめ

・仕訳は勘定科目から成り立っている!

・勘定科目は資産・負債・資本・収益・費用の5種類から成り立っている。

・更に細分化されたのが科目と呼ばれるもので、5種類のどれかに分類する事ができる。

・科目が増えた時に、借方/貸方のどちらに来るかは決まっている。仕訳を考える時にはどちらにくるかを考える事が重要。

別記事でそれぞれの勘定科目の詳細について解説しています。

それぞれの勘定科目について知りたい場合は、参考にしていただければ幸いです。