大学へ行くのに奨学金を借りる人がとても多いそうです。
私もその一人で、大学時代は奨学金を借りて学費を支払っていました。
その後、社会人になり返済をしていく中で感じたのは「奨学金は借金である」であるという事です。
そんな中でも、卒業後5年で460万円を完済しました。
返済の計画は月18,000円が240ヶ月、20年の返済でした。
月に18,000円の返済はそれほど大変ではないのですが、これが20年も続くのかと思うと何だかやるせいない気持ちになった記憶があります…。
将来的にお金が必要になった時に借金があるのは、出来ることの選択が狭まるリスクを抱えています。
奨学金を借りている・返済している場合には、繰上げ返済する事をオススメします。
繰上げ返済する事によって、利息は支払わなくて良いというメリットもあります。
もくじ
いかに繰り上げ返済ができるか
奨学金の返済を早く終わらせるポイントは、「いかに繰上返済をする事が出来るか」この一点に尽きます。
私も色々考えて悩みましたが結局どれだけお金を返済できるか…というのが現実でした。
ですので、まずは節約して支出を抑える事が、繰上返済へとなります。
節約した分を返済に充てるのは大変でしたが、私は日々の生活費を見直すいい機会とある意味では楽観的に捉えていました。
節約思考が身についたおかげで、奨学金返済が終わっても日々の生活に役に立つようになったので結果的には奨学金を借りていてよかったなと思います。
繰上資金を生み出す節約術
①卒業後は実家で暮らすことを前提に就職する
就職先は実家から通える範囲にすると、社会人になってからも実家で暮らす事が出来ます。
私は在学中に多額の奨学金を借りていたので、就職先は実家に暮らす事を決めていました。
実家で暮らすと家賃がかからないので、月に10万円は節約ができます。
また、用事があった時に連絡もすぐ取れるなど何かと都合がいいです。
就職後も実家に住むことは親に反対されましたが「奨学金が完済するまでは家にいさせてほしい」とお願いをしたら納得してくれました。
どうしても実家に住めない場合は、家賃がとにかく安い物件に住むかシェアハウスを利用して居住費にかかるコストを最小限に抑える様にします。
②在学中でも余裕がある時は返済をする
在学中であっても、繰上げ返済によって返済額を減らせる事ができます。もちろんその分の利息を払わなくて済むので、余裕があればできるだけ返済した方がお得です。
私の友達は奨学金を借りていた為なのが、毎日バイト三昧でした。
今思えば利息を払いたくなかったんだなーと納得しています。
目標額の設定
毎月いくら繰上返済をするのかを決める
私は毎月10万円の繰上返済を目標にしていました。
目標は人それぞれなので、生活費と相談して決めることがオススメです。
繰り上げ返済の申請は1か月事にすることが可能なので、余裕がある月は返済額を多くするなどの工夫をして、借金を減らしていきましょう。
固定費の削減
実家に住むなどして家賃を0円にできたら、固定費の削減に取り掛かります。
①車はできるだけ所有しない
車には車検やタイヤ代など様々な費用が発生します。
また、走ればガソリン代、走らなくても自動車税など様々な種類の税金の温床になっていてとにかくお金がかかります。
都心など車をもつ必要がないのであれば、持たないか安い中古車に乗り換えるなどすれば返済額に回せる額は増えるのでできるだけ持たないことをオススメします。
②生命保険に入ってる場合は解約する
もし、何らかの生命保険に入っている場合は見直しをしする事をオススメします。
家族がいる場合は死亡時に貰える掛捨ての保険で十分ですし、独身の場合はそもそも入る必要すらありません。
③携帯電話をMVNOにキャリアチェンジする
また、携帯電話をau、docomo、SoftBankの三大キャリアにしている場合は、MVNO(格安スマホ)にキャリアチェンジする事をオススメします。
私はauからMVPをして電話番号もそのままの状態でmineoに乗り換えています。
昼に回線が混み合うことで、通信速度が遅くなるのは感じますが、スマホヘビーユーザーでも無い私にとっては不便に感じてはいません。
④クレジットカードを有効活用する
日々の生活は出来るだけクレジットカードを利用するようにしましょう。
何に支出したか後で見直す事ができるし、ポイントももらえて一石二鳥です。
また、使っていないのにクレジットカードから毎月引き落とされているもの一緒にチェックします。
どうしても使うものは継続するべきですが、迷った時は一度解約してみるのもいいかと思います。
私はMicrosoftのオフィスの解約をしましたが、無いなら無いで代替のソフトを使うように工夫するようになりました。
支出の見直しで一度やめてみるのもいいかもしれませんね。
さいごに
・家賃は0円にすることができれば理想。
・繰上返済をするにあたって、支出、特に固定費の削減の取り組む
・車や保険などは出来るだけ所有しない様にしよう。