税金の知識

サラリーマンでもできる!税金を安くする節税術を紹介

税金の事はよく分からないし難しい…

それに、税金なんて否応なしに給料から天引きされるものでしょ…

そんなことはありません!!

サラリーマンやパート、アルバイトの人でも税金を安くする方法(=節税)する事は可能です!

節税の中でも、サラリーマンでも気軽にできるものを中心に集めていますので参考にしてみてください。

もくじ

ふるさと納税

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ふるさと納税は気軽さとオトクさでは最強クラスの制度です。

その理由を解説!

簡単に仕組みを説明すると、自分が選んだ好きな地方自治体に寄付した分から2,000円を引いた分だけ来年の住民税が下がる制度です。

例えば40,000円を寄付した場合、来年の住民税が38,000円安くなります。

これで終われば2,000円損している状態なのですが…

寄付してくれた地方自治体は返礼品というお礼の品をくれます。

返礼品は2,000円以上の物をくれる事が多い為、ふるさと納税はオトクと言われています。

おススメは、旅行先の金券などです。例えば、草津温泉が有名な草津のふるさと納税では草津で使える商品券を返礼品として頂くことができます。

また、ふるさと納税は多くの人が利用している為、申し込みするサイトも非常に充実しており分かりやすさに徹底されています。
ランキングもあったりと初心者でも分かりやすい内容になっています。

サイトへの登録から申し込みまで20分程度で申請する事ができる手軽さもポイントです。

また、ふるさと納税は年末調整や確定申告も不要になるワンストップ納税制度があります。

条件を満たせば、申し込み時に完結して後にする事は何もない為、初心者でも簡単にオトクさを享受する事が可能です。

iDeco(イデコ)で節税しつつ年金づくり

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iDecoは確定拠出年金の愛称として徐々に認知されつつある制度です。

確定拠出年金を簡単にいうと、自分自身で運用する将来の年金づくりの制度です。

年金の要素が強い為、一度拠出したお金は原則60歳を超えないと引き出す事ができませんが、所得税と住民税を減らす事ができる点が大きな特徴です。

自分がいくら節税できるかを知りたい時はiDeco公式ナビのサイトで確認する事ができます。

 

 

自分の年齢と年収が分かればすぐに分かるので、いくらぐらい控除できるか確かめてみるとおススメです。

さらに、拠出したお金は投資信託として運用されますので、拠出した以上にお金が増える可能性があります。

運用して利益が出た場合は税金が発生するのですが、iDecoでは非課税として扱われるのでここでも税金がかかりません。

サラリーマン
サラリーマン
そうなのか…
でも生命保険も掛金で運用してくれる商品もあるし税金も安くなるよね!?

確かに、生命保険でも所得税や住民税を下げてくれる効果はありますが、運用面ではかなり効率が悪いです。

何故なら生命保険が運用してくれる投資商品はCMや人件費など多大なコストが乗っかている為、手数料がハンパなく高いのです。

せっかく運用で成果が出たとしても手数料で帳消しになってしまう可能があるのです。

対してIdecoは、運用機関をしっかりと見定めれば低コストで運用する事が可能です。

生命保険にかけるお金をiDecoに変えるだけでも、将来残せるお金は低コストで運用できるiDecoが有利と言えると考えられるます。

病院や薬局の領収書は保管しておく

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病院や薬局の領収書を取っておくと、確定申告に医療費を申告する事によって税金の額を下げる事ができます。

その基準値は、医療費であれば年間で10万円以上。

薬局であれば指定された薬を12,000円以上購入すれば税控除の対象となるのです!

更に、医療費控除は本人だけではなく世帯単位で計上する事が認められているので、子供や夫、妻全体で10万円を超えていれば医療費控除を使う事ができます。

身近な控除の代表格である医療費控除について解説!医療費控除ってなに?? 医療費控除を一言で言うと、医療や薬局で使ったお金については税金を少し安くしてくれる控除の事です。 この控...

ですので、年間で医療機関に行った際の領収書は取っておくと役に立つかもしれません。

年末調整の時にできる事は必ず把握する

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サラリーマンが節税する事ができるタイミングは年末調整です。

年末調整は人事の方がやってくれるものだと思うのが普通ですが、人事の方でも把握できない事もあります。

生命保険はその代表と言えるもので、年末に支払証明書を提出してくれと声がかかるのはこの為です。

また、家族構成や配偶者がいる方は配偶者の年収を必ずチェックをする様にしましょう。

例えば、配偶者の所得が103万円以下の場合、年末調整する本人の税金が安くなります。

これはたとえ所得が0円、妊娠中であっても変わりません。

アルバイトをしていないから控除が受けられない…と思って何もしないと税金を安くする機会を逃してしまいます。

ですので、こういった情報は年末調整の時期に人事に伝えるようにしましょう。

その情報を基に年末調整をしてくれるので、結果的に支払う税金も戻ってきます。

自分で税金の事を把握すると、こんな事もできるのではないか!?と!?思い始めます。

あれこれ考えるのも楽しいですよ。

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