税金の知識

知っておかないと損をする?税金の決まり方(収入と所得について)

税金のことはよく分からないけど、何だか損をしている気がする…

節税を進んでしていきたいけど、税金のしくみってどうなっているの…?

普段はあまり意識しない税金ですが、損をしない為に知っておくべき事はあります。

その中でもこのページでは、税金の決まり方について知りたいと思っている方に分かりやすく解説していきます。

税金の決まり方

税金にはさまざまな種類がありますが、税金を計算する時の出し方にはあまり差がありません。

つまり、基本的な考えはどんな種類の税金であっても同じなのです

税金の決まりは次の2ステップです。

税金を求める2ステップ

ステップ1:収入から「引き算」して残った金額を求める

ステップ2:「残った金額」に税率の掛け算をする

この2段階のステップから税金の額が決まります。

何故収入から「引き算」をするのか

引き算をする理由は、各個人の事情を考慮している為です。

例えば、年収400万円のAさんとBさんの2人がいたとしましょう。

2人は同期であり役職も同じだった為、年収も400万円で全く同じでした。

この時、もしステップ1において引き算をしない場合、税金の額は同じなります。

 

しかしこれでは不公平な事態になりかねません。

なぜでしょうか。

それは、各個人の家族構成や事情が全く反映されていないからです。

 

例えばAさんには結婚しておらず子供もいませんが、Bさんには妻と3人の子供がいたとしたら…?

家族を養わなければいけないBさんにとって、Aさんと同じ額の税金を支払うのは酷ですよね。

このような事態を避けるために、Bさんの税金を少なくする方法として収入から「引き算」を行う訳です。

引き算をした結果、何も引き算をしていないAさんには400万円に対して税金がかかり、Bさんに対しては半分の200万円に対して税金が掛けられます。

こうなると、支払う税金に差が出てきますよね。

この結果、家族を養わなければならないBさんは少ない税金で済むのです。

 

この様に税金は公平さを保つために引き算を行います。

この引き算を専門用語では「控除(こうじょ)」と呼びます。

控除は、税金を計算する上では切っても切れないぐらいよく出てきますが、税金を安くするために引き算を行うものと考えて差し支えありません。

逆を言えば、控除をして残った金額が2人とも同じだった場合、税金の額も同じになります。

控除して残った金額のことを専門用語で「課税所得」と呼びます。

課税所得は所得とも言ったりします。

つまり税金は課税所得に対してかかります。

ここで押さえておきたいポイント。

収入と所得の違いが説明できますか?

この違いが分かれば、税金の基本的な考え方はマスターできます。

収入は、控除を引く前の大元の金額のこと

所得(課税所得)は、収入から控除を引いた金額のこと

この考えは節税を行う時に基本となる考えなので、押さえておきたい所です。

以上の事を踏まえると、以下の様な誤解もしないのではないでしょうか。

よくある誤解①

「収入が高い人は、たくさん税金を納めている。」

→確かにその傾向はありますが、収入で税金の額が決まるわけではないのでそうとは言い切れません。

ですので、あなたより何倍ものお金を稼いでいるにも関わらず、払う税金はあなたより少ない…という人もいます。

よくある誤解②

「独身の人は、余分に多く税金を多く払っている。」

→支払う税金が多いのは、受けられる控除が少ない為です。

余分に税金を支払っている訳ではありません。

もちろん、独身の方であっても工夫して控除を受ける様にすれば支払う税金は減ります。

例え家族がいたとしても、控除を受ける条件を満たしていなければ支払う税金は増えます。

まとめ

基本的な考え方

・税金の額の求め方は、課税所得に対して税率をかける事によって算出される。
※課税所得=収入から控除を引いたもの

控除を使えば課税所得が減るので、税金の額は少なくなる。

反対に課税所得が多ければ多いほど支払う税金も多くなる。

要は、税金を払いたくないなら控除をたくさん使えばいい訳でね。

参考になりましたら幸いです。

やわめ
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次の記事では控除の種類と大切さについて詳しく説明します。
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