イベント情報

テオヤンセンってどんな人?展示会の感想や混雑状況についてまとめました。

もくじ

三重県で行われているテオヤンセン展

現在、三重県県美術館では開館35周年を記念して、「テオ・ヤンセン展」を開催しています。

風を食べる動物と言われる「ストランドビースト」というまるで生き物の様な作品を展示しています。


風を受けて動く姿は、一度見たら忘れられないインパクトを与えます。


テオ・ヤンセンとは

テオ・ヤンセンはオランダ出身のアーティスト(美術家)です。

彼が製作する巨大なストランドビーストが動く場所は浜辺である事が多いです。

テオ・ヤンセンにとって浜辺は幼いころから過ごしてきた場所であり、今でも浜辺という場所が作品作りに影響していると語っています。

また、彼は大学で物理学を専攻していました。

その時に学んだ物理の知識が、複雑な動きをする作品に生かされているのが特徴です。

そのことから、彼は21世紀のダヴィンチと呼ばれています。

ストランドビーストについて

ストランドビーストはオランダ語で砂を意味する「strand」と、生物「Beest」を合わせた造語です。

初めてストランドビーストを製作したのは今から27年前の1990年。当初は、廃材など身近な材料を使って作られ、ビーストが出来上がったそうです。

その後も改良を繰り返して大きくなり、まるで生き物の様に進化をして今の様な作品たちが出来上がっていったそうです。

テオ・ヤンセンは、この一連の過程を生き物の進化の様に捉え、「上手くいったものは進化をし、そうでないものはなくなっていく。作品におけるトライアンドエラーは進化と同じ。」と語っています。

とは言え、歩いている姿も奇妙ながら規則性があり美しいだけでなく、ビーストが止まっている姿も美しさがあり、生き物そのものとも思える作品の高い芸術性が評価をされています。


三重県で行われるテオヤンセン展について

三重県では、7月15日(土)~9月18日(月・祝)まで開催されています。

13点のストランドビーストが展示されるだけではなく、構想の段階でのスケッチやその独特の動きが分かる模型なども展示がされています。

その中でも今回初めて展示される作品「アニマリス・アポディアキュラ」があり、ファンの間では注目されています。

 

ただ展示されるだけではなく、1時間に一回の間隔で実際にビーストを動かすデモンストレーションも行っています。

また見るだけではなく、実際に触れて動かすことが出来るビーストもあります。子供は勿論、大人でも楽しむ事が出来ます。

ちなみに、一番迫力があるのは幅10m高さ5mもの大きさを誇る「アニマリス・シアメシス」です。

通常の2倍もの大きさのあるこの巨大なビーストも見る事が出来ます!

展示会は混雑している?

7月15日から始まったテオヤンセン展。

現在では、通常の10倍ほどのお客さんが来ている様で大変混在している状況となっています。

週末には駐車場も200台分が満車になってしまうほどの人気ぶりです。

料金もお得で家族で行ってもかなり安くなる為、夏休み期間中は特に混雑することが予想されます。料金は、以下の通りです。

大人1000円

大学生 800円

高校生以下 無料

どの時期も混んでいそうですが、夏休み明けが狙い目かもしれません。

テオヤンセン展に行って来た方の感想

実際に展示会に行ってこられた方の感想を紹介します。

一度自分の目で見て確かめてみたいです。

興味がある方は是非行ってみてはいかがでしょうか!